Emily librarian dress 23ss

「おめでとうございます！あなたは当図書館666666人目の来館者です！」

図書館にはすこし似合わない、大きな音と声がこだまします。
遠くの方から、パチ、パチパチ、パチパチパチ・・・と拍手も聞こえてきます。
色とりどりのクラッカーが、４者４様の色の髪にきれいに飛び立ちました。

おはなしは昨晩までさかのぼります。
ついに意中の彼と急接近した長女のエミリーさんは、
お部屋で、はじめて電話でお話をしました。
とくに面白いおはなしはしていませんが、笑顔は一瞬とも消えません。

そこに聞き耳をたてる、次女のひまわりと、四女のミルキーちゃん。
「なんかボーイフレンドができたっぽくない？」
「エミリーお姉ちゃんの！BF！見たい見たい！」
「どこにいるんだろう・・？」

眠そうな三女のルナ様が前を通りました。
「図書館にいるわよ、同じ場所。」右手には”THE LOVERS.”と描かれたタロットカードがひらひらと揺れています。

こうして次の週末、ひまわり、ミルキーちゃん、(いつものように巻き込まれる)ルナ様の3人は、エミリーさんの働く図書館に訪れました。
びっくりしたエミリーさんは、３人の元へ小走りで駆け寄ります。

そして、おはなしは、冒頭に戻ります。

「記念すべき666666人目の来館者のあなたには、特別なプレゼントとして、1日図書館長の権利を贈ります」
「ビデオ判定の結果、皆さんの足は全く0.001秒も差がなく同時に入館していたので、全員666666人目です。安心してください、権利は、皆さん全員に送りますよ」

やさしそうに、何かの長のようなおじいさんがウインクしながら教えてくれました。
クラッカーのように、カラフルな花束ももらうことができました。

ひょんなことから、こんなことに・・
さてさて、わかくさシスターズは、どうなることやら・・？

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「長女エミリーさん、いつもこんなドレスでお仕事しているのですね」

半年に１回やってくる！


「わかくさシスターズ」シリーズ・長女のエミリーさん、7回目の登場です。
なんと今回のおはなし・・彼女が主人公です・・
だって彼女は図書館で働く司書さんですから！

わかくさシスターズの世界での図書館で働く人々は、
魔法で作業をしているのかもしれません。
それくらい、ちょっとエレガントなドレスです。

でもでも、ちゃんとお仕事着にぴったりなポイントもあります。
レーヨンがほんの少し入ったポリエステルは、天然素材よりも比較的シワになりにくい素材。
グレーにホワイトの薄いラインの柄は、紳士服のようで重厚さもあります。
コットンの可愛らしいカットワークの丸襟は、そんな重厚さをまあるく、かわいらしくまとめてくれます。
やや厚手なので透け感は感じません。

作業がしやすいように7分袖にしています。
暑い時は折って５分袖にも、寒い時はカーディガンやジャケットを重ねたり、中に薄手のインナーを１枚着てちらっと見せても素敵です。
ヴィンテージのような肩のギャザーは、立体感を出してくれて単勝な印象になりません。

スカート部分はギャザーが入っていますが、「作業の邪魔」にぎりぎりならないくらいの分量に抑えました。とはいえ、いつものマダマダのギャザー量をご存知の方でも満足していただけるんじゃないかな、というほどには入っています。

図書館の周りにはおいしい、雰囲気のいい洋食屋さんや喫茶店がたくさんあります。
長年働いているエミリーさんは、すっかり開拓していて、休憩時間のたびに文庫本をポケットにひょいっと入れて休息に向かいます。
たっくさん食べても・・ついつい２杯も紅茶を頼んでしまっても・・
ウエストのサイドはゴムなので、多少お腹がぽっこりしてもバレません。
ボタンが2つついているので、こっそり調整してしまいましょう。

エミリーさんの記念すべき主人公の回です。これを着て図書館に行ってみてくださいね。

おすすめスタイリング wiz…
go vintage! lace button blouse、”Emily" reversible quilting coat 22aw、dear Mr.S dress up jacket


商品コピーはデザイナーによって書かれています。生地や商品の取り扱い、仕様につきましては下記内容をご参照ください。

freeサイズ。

本体：ポリエステル97％・レーヨン3％
別布：綿100%